2019年 03月 30日
姫野先生とパステルシャインアート
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姫野友美 / Tomomi Himeno
医学博士 心療内科医 ひめのともみクリニック院長
東京医科歯科大学卒業
「日本テレビ系「おもいッきりテレビ」,テレビ東京「TVあっぷる」等に出演のほか、新聞、雑誌などでも、ストレスによる病気・症候群などに関するコメンテーターとして活躍中。
主な著書,「こころのクセを変えるコツ(大和出版刊)」「『疲れがなかなかとれない』と思ったとき読む本(青春出版社刊)」「女はなぜ突然おこりだすのか?」(角川書店)ほか。
[ホームページ]ひめのともみクリニック
私たちは常にストレスにさらされています。
家庭の問題、職場の問題、社会の問題、健康の問題、経済的な問題・・・。
そういったストレスを脳が受け続けると、自律神経やホルモン、免疫などが乱れ、病気を招きます。
では、どうしたら病気にならないようにできるのでしょうか。
それはストレスから生ずる緊張を緩和する方法を身につけることです。
現代社会では言語や計算、論理的思考を司る左脳を使う作業が多く、片方の脳ばかり使うと、疲労感が募ります。そんな時、絵画、音楽など右脳を使う作業をすると、疲労感がとれます。
脳は一箇所を集中的に使うより、まんべんなく使った方が疲れを感じません。
パステルシャインアートにおける「パステルカラー」は、赤・オレンジなどの原色に比べ筋肉の緊張を和らげ作用のあることが知られています。さらに明確な線や鋭角な図形のない構図、境目のない色のグラデーション、それによって生ずるフワフワ感が心を和らげ、ファンタスティックな世界へと、私たちを導いてくれます。
きっと頭の中には、セロトニンがいっぱいに広がるのでしょう。セロトニンはほのぼのとした安心感や幸福感、充足感をもたらす脳内神経伝達物質です。
セロトニンがたくさん出ると、身体の機能が正常化します。
パステルシャインアートは、ストレスから身を守り、心も体も健康にするアートといえましょう。